信州のぶどう栽培発祥の里
信州松本市は長野県中部に位置し
北アルプスをはじめとする
山々に囲まれた盆地です。
私たち瓦屋GRAPESは、
松本の東に聳える
美ヶ原高原の麓から流れる薄川の
扇状地に当たる「山辺」という地域で
代々、ぶどう作りを行っています。
ここ山辺には江戸時代中期元禄・
宝永の頃(一六八八~一七一〇)に
甲州ぶどうが導入され、
明治初期からは本格的に
ぶどう栽培が始まりました。
そのため、古くから
「信州のぶどう栽培発祥の地」
として知られています。
歴史を遡れば約一二〇〇年ほど前に
天皇の命令により
薄川の整備が行われたことから、
ぶどう栽培に適した豊かな水の
環境だったことも
その理由の一つとされています。